絵画から
2012.6.18(mon)−6.30(sat)
ギャラリーなつか
こづま美千子 Kozuma Michiko
展示風景/こづま美千子 "森の起源-おしゃべりな植物群-"/こづま美千子
展示風景




「森の起源-おしゃべりな植物群-」
H130.3×W97cm(F60)
油彩、キャンバス
2012年

"小さな花々4"/こづま美千子 "小さな花々5"/こづま美千子
「小さな花々4」
H27.3×W22cm(F3)
油彩、キャンバス
2012年

「小さな花々5」
H27.3×W22cm(F3)
油彩、キャンバス
2012年


青空に浮かぶ/白雲の連なりの果てに/空と交わる秩父連峰を見晴らす/見馴れた景色/
ふと空を仰ぎ/真昼の星を探すが如く/限り無く闇に向かう/暗く開いた濃い藍色を思う

…こんな時、軽い目眩を覚えるのですが、
その気持ちは引き摺って、緑のある景色を描きます。触覚をもって強く
留めてくれるものが欲しくなったからです。


1963 東京都生まれ 戻る
2012 schedule
1987 多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1988 第3回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2004 平成16年度文化庁新進芸術家国内研修員

【個展】
1984 Ginza美術Club/東京
1990 ギャラリーK/東京
1991 ギャラリー代々木/東京
1992 ギャラリーなつか/東京
アイリスギャラリー/仙台
1993 ギャラリー代々木/東京
1994 ギャラリーなつか/東京
1996 ギャラリーISEYOSHI/東京
1998 ギャラリー21+葉/東京
2000 ギャラリー放哉/埼玉
2001 茶房遊風/埼玉
ギャラリーなつか/東京
ミサワ好日の家(ショールーム)/東京
2003 なびす画廊/東京
2005 なびす画廊/東京
2007 GINZAブラッスリーLION/東京
柳屋・月素画廊/和歌山 
なびす画廊/東京
2009 月素画廊/和歌山
ギャラリーなつか/東京
2011 Die Drei Falken/東京

【グループ展】
1986 「四人展」 Gアートギャラリー/東京
「かん・かん・かん(観・感・関)展」 さんちかホール/神戸, 世田谷美術館区民ギャラリー/東京
1987 日韓現代美術作家交流展「かん・かん・かん(観・感・関)展」
 さんちかホール, ギャラリーさんちか, ギャラリーアベニューコウベ/神戸, 世田谷美術館区民ギャラリー/東京
1988 「かん・かん・かん(観・感・関)展」  さんちかホール/神戸
1994 「三人展」 富士見公民館/埼玉
1997 「膨脹10×10展」 所沢MUSE/埼玉
1998 「膨脹10×10 in 吾野」 レタホア王の館/埼玉
1999 「膨脹10×10 in 南大塚」   南大塚吉田ビル/埼玉
2000 「期待の若手作家五人展」 ギャラリー放哉/埼玉
「10周年 膨脹10×10展―日常と美術の関係―」 狭山市立博物館/埼玉
「アートコミュニケーション かりんの里 いきいき・わくわく」 ケアハウス・リバーサイドみさと/ 新潟
2001 「アートコミュニケーションかりんの里報告展」 ギャラリーなつか/東京
2002 「アートコミュニケーション」 銀座医院/ 東京
2004 「自慢・満足<誰でもピカソ?とんでもない!>part5」展 ギャラリー21+葉
2005 「彩象2005展」 埼玉県立近代美術館/埼玉
「アートスクランブル」 わたなべ画廊/埼玉
「絵画の今2005」 入間市博物館ARIT/埼玉
2006 「新世代の視点2006 画廊からの発言・小品展」 ギャラリーなつか/東京
「アートスクランブル」 わたなべ画廊/埼玉
「New Year's card by Japan Artists」 /セルビア
2007 「絵画の今2007」 入間市博物館ARIT/埼玉
「アートスクランブル」 わたなべ画廊/埼玉
2008 「絵画の今2008」 入間市博物館ALIT/埼玉
「そこからの景色」 ギャラリーなつか/東京
「時・景・記憶」 ギャラリーなつか/東京
「Xマス オークション展」 SPCギャラリー/東京
2010 「アートスクランブル」 わたなべ画廊/埼玉
2011 「絵画の今 Stage2」 入間市博物館ARIT/埼玉
「扇子展」 OFFICE IIDA/東京

【作品集】
『こづま美千子  -Recent Works-  2001』 (北十字舎, 東京 2001)
『こづま美千子  -Recent Works-  2003』 (北十字舎, 東京 2003)




高津美絵 Takatsu MIe
展示風景/高津美絵 "天国の順番(Next seat to Heaven)-Circle-conversation"/高津美絵
展示風景





「天国の順番(Next seat to Heaven)
-Circle-conversation」
H91×W116cm(F50)
油彩
2011年

"Empty/高津美絵   "One poison apple"/高津美絵
「Empty」
H30×W21cm
油彩
2011年

「One poison apple」
H24×W33cm(F4)
油彩
2011年


ここ数年「天国の順番(Next seat to the heaven)」
というシリーズの絵を描いています。
直訳すると「天国までの次の席」という意味です。

いつもどうり、すれ違ったはずの者達は、
どこかしら欠けたまま はじかれて行くのだけれど、
それらをもう一度、ひとつひとつ見送るような気持ちで
描いています。

広島県広島市生まれ 戻る
2012 schedule
東京造形大学 造形学部美術学科U類卒業

【個展】
1987 「エトルタの門」ギャラリーなつか/東京
1988 「イアルの園」コバヤシ画廊/東京
1989 b.p開廊記念「知覚の揺動」ギャラリーなつか/東京
1990 「the nineties Vol.12」コバヤシ画廊/東京
1992 「奇跡の庭 ドローイング展」コバヤシ画廊/東京
1994 「新世代への視点94」コバヤシ画廊/東京
1997 コバヤシ画廊/東京
2000 「Atomic Bone・摂氏4000度の生成」ギャラリーNWハウス
2002 ギャラリー21+葉/東京
2003 「継続する意志 Vol.2」ギャラリー21+葉/東京
2005 「熱線譜 2005」ギャラリーなつか/東京
2007 ギャラリーなつかcross/東京
2008 ギャラリーなつか/東京 ('15)

【グループ展(抜粋)】
1983 「版画大賞展」入賞 東京セントラル美術館/東京
1985 「第17回現代日本美術展」東京都美術館・京都市立美術館
「版画-期待の新人作家大賞展」主催:Ryu International Gallery 伊勢丹美術館/東京、
テコテン美術館/イスラエル、マアソンギャラリー/アメリカ、Gallery No/オーストラリア、他
1987 「第17回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ」('89まで巡回)
リュブリアナ近代美術館/ユーゴスラビア、坂出市民美術館/香川、川崎市民ミュージアム/神奈川
1988 「第2回トロント国際ミニアチュールアート展」デルベロギャラリー/カナダ
「臨界芸術、88年の位相展」村松画廊/東京
1989 「現代時制展3・アルカディアへのステップ」ギャラリーαm/東京
「JAPANESE CONTEMPORARY ART IN THE 80's-90年代へのプロローグ」ハイネケンビレッジ/東京
「Take Art Collection」スパイラルガーデン/東京
「ロッズ国際版画ビエンナーレ」/ポーランド
1990 「The Eighties出版記念展」コバヤシ画廊/東京
「Small Size Collection」ギャラリーなつか/東京('92, '95, '97)
「Take Art Collection」スパイラルガーデン/東京
「Present to the Future」ハイネケンビレッジ/東京
「Contemporary Art young Creators」Art G・Y Gallery/広島
「諸泉茂 高津美絵」細見画廊/東京
1991 「コズミックアイ」ギャラリーアリエス/東京
「The Nineties ドキュメント展」コバヤシ画廊/東京
「ザ、サイレント、パッション 日本の女性アーティストたち」栃木県立美術館/栃木
1992 「第3回東京アートエキスポ」東京国際見本市会場コバヤシ画廊ブース内/東京
2000 「Message'95」コバヤシ画廊/東京(以後毎年)
「自慢・満足−X」ギャラリー21+葉/東京('01, '03)
「アートコミュニケーション-回復-」ギャラリーなつか/東京
「Daejeon Media Art 2000」Daejeon Municipal Museum of Art/韓国
2003 「KIAF」ギャラリー21+葉ブース/韓国
2004 「KIAF 日本特別展」韓国
「New Expression of Asian Art Exhibition」台南市・台湾
2006 「背景をさぐる」ギャラリーなつか/東京
2010 「画廊からの発言‘10 小品展」ギャラリーなつか b.p/東京




徳永雅之 Tokunaga Masayuki
展示風景/徳永雅之 "予感"/徳永雅之
展示風景




「予感」
H15.8×W22.7cm(SM)
アクリル、キャンバス
2012年

"刹那(マゼンタ)1"/徳永雅之 "刹那(マゼンタ)2"/徳永雅之
「刹那(マゼンタ)1」
H162×W130.3cm(F100)
アクリル、キャンバス
2012年

「刹那(マゼンタ)2」
H162×W130.3cm(F100)
アクリル、キャンバス
2012年


ほとんど何も決めずにいきなりキャンバスに描く事が多くなった。無造作に描かれた形が次の色や形を呼ぶ。画面を上下左右架け替えて見る。それまで気付かなかった形に触発される。数年前から描き始めたドローイングでは描画素材が求める声に耳を傾けながら自らの手の痕跡とセッションしている。そうやって瞬間瞬間に起こっている事を捕まえたり手放しながら生まれてくる画面のダイナミズムを追求している。

1960 長崎県佐世保市生まれ 戻る
2012 schedule
1985 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
1987 東京芸術大学大学院美術研究科(修士課程)壁画専攻修了

【個展】
1991 かねこ・あーとG1/東京
1993 ギャラリーQ/東京
かねこ・あーとギャラリー/東京
1994 ギャラリーなつか/東京
「新世代への視点'94」かねこ・あーとギャラリー/東京
1996 ギャラリーEL.POETA/埼玉
1997 かねこ・あーとギャラリー/東京
1998  ギャラリー日鉱「SEQUENCE」/東京
2000 「memory」かねこ・あーと2/東京
2001 「MONOCHROME WORKS」ギャラリーEL.POETA/埼玉
2002 かねこ・あーとギャラリー/東京
2003 かねこ・あーとギャラリー/東京
2004 庭園ギャラリー櫻守/埼玉
2007 ギャラリーEL.POETA/埼玉
2008 GALLERY APA/名古屋
2010 ギャラリーEL.POETA/埼玉
2011 「The Scene of Light」ギャラリー健/埼玉
2012 「The Scene of Light」ギャラリー枝香庵/東京
KTNギャラリー/長崎

【主なグループ展】
1993 「Visible Riddle'93」ギャラリーQ/東京
1995 「やわらかく 重く」埼玉県立近代美術館/埼玉
リーフギャラリー/オハイオ('95-'96)
1996 「VOCA展'96」/上野の森美術館/東京
1998 「曖昧なる境界-影像としてのアート」O美術館/東京
1999 「新世代の軌跡」かねこ・あーと2/東京
2001 「光とその表現展」練馬区立美術館/東京
2003 「2003両洋の眼展」松坂屋美術館/名古屋他(〜'04)
2004 「2004両洋の眼展」松坂屋美術館/名古屋)他
「色の博物誌・黄 地の力§空の光」目黒区美術館/東京
「山本秀明・徳永雅之展」/かねこ・あーと2/東京
2005 「2005両洋の眼展」日本橋三越本店/東京他
2008 「さくらさくら展」庭園ギャラリー櫻守/埼玉
「PVAF」スコットランド
2009 「MY Interaction 2009 大久保宏美 徳永雅之」Shonandai My Gallery/東京   
「二つの扉 徳永雅之 馬場健太郎」ギャラリーEL.POETA、庭園ギャラリー櫻守/埼玉
「Uボートが出会った4人の作家たち」アートギャラリー・CORSO(コルソ)/東京
2011 「えんぴつの宴」Art Labo.深川いっぷく/東京

【所蔵、その他】
2000 特別養護老人ホーム「さくら」エントランスホール壁画制作/東京
2001 エンターテインメントクルーズ船「ROYAL WING」/神奈川
2004 日本サムスン株式会社(プライベートコレクション)/東京
2008 パークハイアット上海

【参考文献】
●展覧会カタログ・パンフレット・他
「新世代への視点'94-10画廊からの発言」徳永雅之展 かねこ・あーとギャラリー カタログ(作家コメント)
「やわらかく 重く:現代日本美術の場と空間」埼玉県立近代美術館 カタログ(インタビュー「五つの質問」)
「VOCA展'96:現代美術の展望 新しい平面の作家たち」上野の森美術館 カタログ(前山裕二、徳永雅之)
「徳永雅之展-SEQUENCE-」ギャラリー日鉱 パンフレット(作家コメント、前山裕二「曖昧である事」)
「曖昧なる境界-影像としてのアート」O美術館 カタログ(天野一夫「影像的」、徳永雅之コメント/アンケート)
「光とその表現展」練馬区立美術館 カタログ(横山勝彦「『光』とその表現-現代美術における光の問題」)
「色の博物誌・黄地の力&空の光」目黒区美術館 カタログ(降旗千賀子「黄色の話」)
「Tayutau テルミンの小品と光の絵画」(石川健次「それは、生命、輝き、清浄とともに」)
●定期刊行物・他
矢内みどり「徳永雅之・かねこ・あーとギャラリー」BT(美術手帳) No.683 1994年2月〈Review・TOKYO〉
森司「徳永雅之・かねこ・あーとギャラリー」BT(美術手帳) No.738 1997年3月〈Review・TOKYO
三田晴夫「すぐれて映像的な新作『徳永雅之展』」毎日新聞 1998年1月29日夕刊〈美術〉
「シャープにボケた徳永雅之」芸術新潮 1998年3月〈STARDUST〉
「(インタービュー)徳永雅之さん 魔術的瞬間和紙作品にも」南日本新聞(鹿児島) 1998年3月20日〈うえーぶ98〉
稲垣直子「『ピンボケ風絵画』台頭 映像時代の感覚投影 新しいリアリズム予感」日本経済新聞 1998年10月31日


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