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斎藤英子展 |
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2010.7.12(mon)−7.17(sat)
ギャラリーなつか |
2013年の展覧会はこちら
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会場風景
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〜個・それぞれの私・存在〜
私が移動する=点から線へ 目的地で歩き回る=面から立体へ
目的地で過ごす大きな空間と時間が太陽により「刻」されていく。
―みる―
うつろいの中かさなる刻一刻は「層」を生み「塊」になっていく。
昨年の7月、「今日はどんな天気になるだろう?」と
期待に目を覚ます一週間をつくった。
今回も、「刻」と出会う試みをしたい。
茅の輪くぐり(2008)を創ったことで
土地のもつ―その場のエネルギー―を
作品にとり入れたくなった。
今、私は地元の国分寺崖線を歩いている。
古多摩川が削った台地
はけを「湧水」を救め
坂を下り、坂を上る。
5月、根津美術館に
尾形光琳の「燕子花図」を観に出かけたが、
とても長い時間過したのは
鈴木其一の「夏秋渓流図」の前であった。
「湧水」のあたりで過す時間をその図の中にみつけていたのだ。
昨年、年の始めに根元から2mぐらいの高さで
けやきの木が切りとられた。
5月、新緑の頃、小さな芽を出したが
夏の枯水の頃には、その葉も茶色になった。
秋、木はだが切り口より捲られていく様だ。
年の暮、その木から何かメッセージが
もらえるかもしれないと
改めて、その木に話しかけるように手のひらで
ふれてみた。――「 」――
悲しみのようなというか、何もない。
枯れるということ=水分を失しなった命、があった。
だからこそ今、
輝く水面にむかっていると
いろいろなものが――みえてくる――
木が伝えてくれたこと
「土地と水の関係」
この時期だからこそ
みつめてみたいと思う。
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斎藤英子 SAITO Eiko |

2010 schedule |
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1958 |
東京に生まれる |
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1980 |
女子美術短期大学専攻科造形専攻生活デザイン修了 |
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1981-83 |
茨城県笠間市陶芸家伊藤東彦師に学ぶ.. |
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| | 【個展】 | 1998 | ∞・時空・よくばりアンテナピッピー(小野画廊・東京) | 1999 | Blue Moon−vol.2(ギャラリー21+葉ANNEX・東京) | 2005 | ギャラリー21+葉(東京) |
2006 |
トキ・アートスペース(東京) |
2007 |
ギャラリーなつかb.p(東京) |
2008 |
ギャラリー21+葉(東京) |
2009 |
ギャラリーなつか |
2010 |
ギャラリーなつかcross
ギャラリーなつか |
| | 【グループ展】 | 2008 | 「ギャラリー21+葉の9350日」(ギャラリー21+葉・東京)
「伊藤東彦一門展」(ギャラリーかまげん・茨城) |
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