三上秀夫展
2010.12.6(mon)−12.11(sat)
ギャラリーなつかb.p
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会場風景/三上秀夫 会場風景/三上秀夫
会場風景(スポット照明時)

「N.R.1001〜N.R.1047」
アクリリック 綿キャンバス 木製パネル
120mm×440mm×(厚み15mm〜35mm)のパネル作品47枚
2010年
会場風景/三上秀夫 会場風景/三上秀夫
会場風景(蛍光灯時)


作品について 試みと現実

「静止」という行為に、白い壁という<余白>が、重要な役割を担っている。それは、[作品を取りかこむ]周辺の沈黙としての要求を、であるが、「歩く」という行為をともなって<余白>がリズミカルに[作品によって分割され]、わたしとは関係のないところで何らかの精神的な演出を経て独自な白い拍子を響かせる。室内空間をArt(アール)<技芸>作品として、「音楽」や「文芸」といった他のジャンルとの境界のない全く一つの表現を目指しているのであるが、それは独りよがりの [かろうじて造形のスタイルをもった]夢想する
「音楽スケッチ」<楽譜>の類いといったものになるであろう。その肝心の作品部分(パネル)は、外界との境界線が「有る」か「無い」かのぎりぎりのところで主題、基調音または色のコントロールを、手付かずの創造力に託してある。ところが手仕事の関係上、完成度に裏打ちされた「結晶化」「磨き」という作品づくりの現実が、別な関心事となって、わたしに圧力をかけてくるのだ。


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2010 schedule

1962 埼玉県生まれ
1986 個展 真和画廊 銀座
1987 東京芸術大学大学院美術研究科修了
1988 第38回埼玉県展 県議会議長賞 埼玉県立近代美術館
1995 個展 ギャラリーu 目黒
個展 ギャラリー自由空間 大阪心斎橋
1996 第14回シルク博物館染織作品 展奨励賞 横浜シルク博物館
1997 第2回昭和シェル石油現代美術展 入賞 東京国際フォーラム
第37回現代の巨匠と青年展 招待(パリ) ESUPACE EIFFEL-BRANY 
1998 EU-JAPON現代美術交流展 新木場SOKOギャラリー
1999 個展 アートスペース香 八重洲
2000 個展 ギャラリー五番街 仙台
2002 個展 ギャラリー五番街 仙台
2005 個展 ギャラリーなつか
2006 個展 ギャラリーなつか
2008 個展 ギャラリーなつか
第20回シルク博物館全国染織作品 展奨励賞 横浜シルク博物館


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