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安藤英次展 |
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2007.5.7(mon)-5.19(sat)
ギャラリーなつかcross |
2011 2015 |
-この度新スペース「cross」にて、展覧会を開催致しました。-
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≪たまごのなかで おこっていること≫
”COSMOS INSIDE AN EGG”
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「たまごのなかで おこっていること」
”COSMOS INSIDE AN EGG”
石彫(インド砂岩、大理石)
D12×W30×H8cm
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会場風景
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「たまごのなかで おこっていること」
“COSMOS INSIDE AN
EGG”
空気の澄んだ処へ行くと、誰でも、夜、満点の星をしみじみ眺めたりすると思います。
そんな時、中にはスバル望遠鏡やハッブル望遠鏡などの天体映像を思いうかべ、広大な宇宙と、その中の小さな一滴にすぎない人間の一生について考えてしまう人も、けっこういるのではないでしょうか。
私は美しくまたたく無数の星を見ながら広大な宇宙に思いをはせていると、そこに目には見えない、「宇宙の意思」というか、「生命の源」みたいなものがあるように感じることがあります。そして、その宇宙にたゆとう「生命の源」から、ある時、ひと滴が浮かび上がって、この地球の上に目に見える「いのち」となって生まれてくる。そして、しばらくすると、また静かに「宇宙の意思」のなかに帰って溶け込んでゆく。
私は卵を見ると、この心地よい手触りと円みをもった固い殻の中に生命が宿っている、という不思議な感触に、ふと、広大な宇宙のそのようないとなみを、この円い殻の中にダブらせてイメージしたりする事がよくあるのです。
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