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ギャラリーなつか 会場風景
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ギャラリーなつかb.p 会場風景
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どこまでいっても表皮にしかすぎない平面の世界で、これを引き剥がしこの表皮から潜り込み、不思議の国、不条理の国へ入り込んでゆく、その先が闇なのか、空洞なのか、混沌なのかは入り込んでみたもの以外は知覚できない、この世に確かなものなど存在しないのだから、この不思議の国で眠りこけるもよし、はしゃぎまわるもよし、果てしない迷宮に彷徨い出すのも、これまたよしと生命を開いてみた。滾るような生命に焼かれ、目眩く原始的な命本来の力に翻弄されながら、何ものかがもしそこにあるとするならば、それに骨の髄までくい下がってゆくのが生きる証なのかもしれない。そしてそれらはすべて心の外には存在しない。
なぜなら、どこまで遠出しようとも一歩も外へ出ることはないのだから。 |
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