原山健一展 2007.9.10(mon)−9.15(sat) ギャラリーなつか ≪hanｄscape,mindscape≫ 会場風景 　私は一貫して陶による造形作品を制作している。ミクストメディアやマルチメディアといった現代的な表現手段と比較すると、やけにローテクな表現手段である。そのローテクさが面白いし、そこにどっぷり浸かって表現をしたい。言うならば「モノメディア」的なその性質は、単なる一つの素材であるに留まらない。「思考・習熟・具現化」のサイクルの繰り返しからなる創作プロセス、そこに「素材からのアクション」という偶然性を加えた、「考える場」を与えてくれるのである。 　今回の個展は“handscape,mindscape”とタイトルをつけた。日々の制作の中からムクムクと表れてくる形からなる風景・景色をイメージした作品群である。 原山健一　HARAYAMA Kenichi 2007 schedule 1972 東京都町田市生まれ 1996 金沢美術工芸大学　工芸デザイン専攻卒業 1996〜 多治見市陶磁器意匠研究所勤務 【個展】 2003 ギャラリーTAO（東京） 2005 ギャラリーTAO（東京） 2007 ギャラリーなつか（東京） 【グループ展・公募展】 2000 美濃2000　それぞれのかたち／ギャラリーTAO（東京） 2001 MINO2001　それぞれの形／ギャラリーTAO（東京） 2002 第6回国際陶磁器展美濃　陶芸部門／セラミックパークMINO（多治見） 美濃陶磁展／多治見市産業文化センター MINO2002　7人展／ギャラリーTAO（東京） 2004 『土から陶へ』の造形展-Part1：美濃／目黒陶芸館（四日市） 『土から陶へ』の造形展-Part1：美濃　巡回展／京都文化博物館 『土から陶へ』の造形展-Part1：美濃　巡回展／NIKI GALLERY SATSU（東京） MINO CERAMICS NOW 2004／岐阜県現代陶芸美術館（岐阜・多治見） 2005 第54回ファエンツァ国際陶芸展　第3位　イタリアセラミックタイル・耐火物協会賞）受賞 　／ファエンツァ国際陶芸美術館（イタリア）　　　　　　 第7回国際陶磁器展美濃　陶芸部門　審査員特別賞 - 金子潤／セラミックパークMINO（岐阜・多治見） 美濃陶磁展／多治見市産業文化センター 2007 やきものの現在　土からなるかたち　美濃を中心に―Part3／多治見市文化工房　ギャラリーヴォイス岐阜・多治見） 第55回ファエンツァ国際陶芸展／ファエンツァ国際陶芸美術館（イタリア） 【パブリックコレクション】 ファエンツァ国際陶芸美術館（イタリア）